ドイツ・ライプツィヒで毎年行われている「世界で最も美しい本コンクール2018」で、絵本『くままでのおさらい』が銀賞を受賞しました。
今年は世界33か国から608点の応募があったそうで、
金の活字賞 1点 金賞 1点 銀賞 2点 銅賞 5点が選ばれています。
その中の銀賞となりました。
日本からは、第51回造本装幀コンクールの受賞作品がノミネートされていますが、その中では唯一の受賞です。
第51回造本装幀コンクール 日本印刷産業連合会会長賞
世界で最も美しい本コンクール 銀賞
絵本『くままでのおさらい』手製本特装版
絵と文:井上奈奈
装幀:竹歳明弘(スタジオビート)
印刷:中野活版印刷店
製本:美篶堂
発行:ビーナイス
制作に関わってくださった全ての皆様の技術とアイディアと労力の賜物と深く感謝しております。
公式サイト(英語・ドイツ語)に講評が掲載になっています。
http://www.stiftung-buchkunst.de/en/best-book-design-from-all-over-the-world/2018/silver-medal.html
ライプチヒブックフェア開催期間中(3月15日〜18日)に受賞作が展示となり
3月16日16時〜 表彰式が行われました。
「世界で最も美しい本」コンクールには過去50年で、日本からは代表的なもので、
金の活字賞
1974年『アポロ百科事典』(平凡社 装幀:原弘 東京印書館)
1991年『日本のグラフィック』(講談社 装幀:亀倉雄策 大日本印刷)
2005年『日本の近代活字 本木昌造とその周辺』(近代印刷活字保存協会 装幀:勝井三雄 インテックス)
銀賞
2013年『魯迅の言葉』(平凡社 装幀:原研哉・程黎 東京印書館)
などの受賞になっているようです。